議員タスクフォース
東南アジア視察報告会
2009年1月19日
於 東京
世界基金支援日本委員会では、2008年7月22日〜26日に実施した有志国会議員による「カンボジア・ベトナム訪問プログラム」の報告会を実施しました。本報告会には、議会関係者、経済界、学界、NGO等から約50名の参加を得ました。

逢沢議員
訪問プログラムの団長を務められた逢沢一郎議員(世界基金支援日本委員会議員タスクフォース幹事)より、詳細な概要報告を頂き、その後、参加者との討議を行いました。
逢沢議員発言要旨:
世界基金、日本政府の支援事業の現場視察をとおして、麻薬の蔓延による感染拡大やHIVと結核の二重感染など、アジアにおける三大感染症の深刻な現状を目の当たりにした。一方で、陽性者自身が、他の陽性者への支援や地域での予防啓発を行うなど、コミュニティに大きな貢献をしている姿に感銘を受けた。世界基金からのこの様なコミュニティ活動への支援は重要である。
また、国際協力機構(JICA)や国連機関(WHO, UNAIDS等)の専門家との意見交換を通して、保健衛生分野における人材育成の必要性、世界基金とJICA等日本の援助機関との連携の必要性を認識した。今回の視察をとおして、世界基金の特徴である国別調整メカニズム(CCM)は、世界基金からの資金を得るだけではなく、支援事業における途上国の主体性を生み出し、官民をはじめとしたマルチ・セクター間の対話・調整の場になっており、非常に重要なメカニズムであることが良く分かった。
近年カンボジア、ベトナムは経済発展が著しいが、保健衛生の状況はそれに比例して向上しているとは言い難く、引き続き支援が必要である。同時に、途上国が経済発展を遂げると共に、自国の予算で感染症対策を行っていく上での世界基金の支援からの適切な「卒業」のあり方について、セクターを越えた議論も必要である。
- 「カンボジア・ベトナム訪問プログラム」報告書
[984KB]


森会長によるご挨拶