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プロダクトREDとは
プロダクトRED(レッド)とは、民間企業から世界エイズ・結核・マラリア対策基金への持続的な資金の流れをつくる寄付の仕組みです。ロックバンドU2のボーカル ボノと国際NGOであるDATAのボビー・シュライバーが発起人となり、2006年1月26日、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムにおいて発表されました。
パートナー企業が「(PRODUCT) RED」と称する共通ブランド商品を開発・製造し、その販売収益の一部を世界基金に継続的に寄付する仕組みです。これによって得られた資金は世界基金のアフリカでのエイズ対策支援(なかでも女性と子供に焦点を当てたプログラム)に役立てられます。プロダクトREDは、米国・ロサンゼルスにあるプロダクトRED事務局により企画・運営されています。
【プロダクトREDの仕組み】
パートナー企業には、立ち上げ当初からアメリカンエキスプレス、コンバース、GAP、ジョルジオ アルマーニといったグローバルに商品展開をしている企業が名を列ね、各社は英国を皮切りに、2006年3月より適宜製品の販売を開始しました。その後、米国大手携帯電話会社のモトローラ(2006年5月)、アップル・コンピューター(2006年10月)、ホールマーク(2007年10月)、デル/マイクロソフト(2008年1月)、スターバックス(2008年11月)、バガブー(2009年10月)が新たに参加しています。
現在、世界基金が必要としている資金に対する民間企業の貢献は1%程度で、今後増々の協力が求められている中、プロダクトREDはその打開策となることが期待がされています。
- 「プロダクトREDは21世紀にふさわしいアイディアだ。」―ボノ プロダクトRED発起人
- 企業が単に慈善事業に参加するといったものではなく、自社の持つブランド企画力とマーケティングやネットワーク力を活用し、企業と世界基金の双方に利益のある持続的な関係を生み出していく取り組みである。
【関連URL】
寄付額とその成果
プロダクトRED商品の売上により、これまでに約1億3000万ドル(2009年3月現在)が世界基金に寄付されています。この寄付はルワンダ、スワジランド、ガーナ、レソトにおけるエイズ対策資金として活用され、これまでに400万人が支援を受けています。
【主な支援実績】
- 11万人以上のHIV感染者にエイズ治療薬を提供
- 340万人以上にHIV抗体検査・カウンセリングを実施
- HIVに感染した妊婦7万人以上へ母子感染予防のための治療を提供
- 医療施設への資金支援、医療従事者の育成やエイズ遺児のケアへの支援
(2009年5月現在)
【各国の支援実績】
- ルワンダ
© The Global Fund
プロダクトREDからの寄付により、8つの地方病院と34の保健所においてエイズ治療薬が提供されるようになりました。また、HIV感染者への生活の質(QOL)の向上を目指し、栄養補助食品の提供や心理サポートを行っています。
→実績の詳細を見る(英文)
- スワジランド
© The Global Fund
世界基金はHIV予防と治療・ケアに焦点を絞った支援を行っており、HIV抗体検査・カウンセリング、母子感染予防、エイズ治療薬の提供を行っています。また、エイズ遺児への教育・栄養支援を行っています。
→実績の詳細を見る(英文)
- ガーナ
© The Global Fund
プロダクトREDからの寄付により、HIV抗体検査・カウンセリング、HIV感染者への治療の実施を感染率の高い15地域の病院に拡大することを目指しています。また、エイズによる日和見感染症、結核の二重感染への治療の強化も行っています。
→実績の詳細を見る(英文)
- レソト
© The Global Fund
レソトでは、成人人口(15-49歳)のHIV感染率を低下させることを目的としています。若者(特に女性)に対するHIV予防啓発および治療とサポートへの支援に重点を置いており、母子感染予防、HIV抗体検査・カウンセリングの実施、エイズ治療薬の提供、エイズ遺児への教育・生活支援などを行っています。
→実績の詳細を見る(英文)
プロダクトRED パートナー企業
これまでに以下の企業がプロダクトREDのパートナーとして参加しています。
プロダクトREDに関するお問い合わせ
プロダクトREDのパートナー企業として参加をご希望の場合はプロダクトRED事務局に直接お問い合わせください。現在、日本にはプロダクトRED事務局の窓口は設置されておりません。なお、プロダクトRED商品の販売収益の寄付先である世界エイズ・結核・マラリア対策基金に関するお問い合わせは世界基金支援日本委員会事務局までお願い致します。
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