お知らせ
日本国際交流センター(JCIE)では、米国での世論形成に影響力があるジャーナリストを日本に招き、日本及び日米関係についての理解を深め、
4名のフェローは6月に来日し、東京での共通プログラムとともに、各自取材テーマに沿って全国各地で取材を行う予定です。
2018年フェロー
イビー・カプート(Ibby Caputo)
フリージャーナリスト
フリージャーナリストとして、イランでの米国人捕虜(公共ラジオ放送局The World)やアーカンソー州での死刑執行(インターネットサイトSlate)、性別による賃金格差(全米ラジオ局NPRやボストン・グローブ誌)などに取り組み、ボストンのラジオ局WGBH ではリポーターとしてヘルスケアや交通情報などニュース速報を担当。2017年には非営利ラジオ局(Arkansas Nonprofit News Network)でアーカンソー州議会の動きを取材。現在はポッドキャストScene on Radioのため性差別に関するドキュメンタリーを制作中。プリンストン大学卒業。コロンビア大学ジャーナリズム大学院にて修士号を取得し、現在オーディオ・ジャーナリズムの教鞭をとっている。マサチューセッツ工科大学科学ジャーナリズムフェロー(2014-15)、ハーバード大学神学部のゲストスピーカー(随時)としても活躍。
エイドリアン・マー(Adrian Ma)
WCPN/ideastream および Marketplaceリポーター
弁護士事務所で働く法務書記から数年前にオーディオ・ジャーナリズム分野へ転職。その後すぐに略奪的住宅契約、学校関連のセキュリティ製品、金融業界のスピード合コン式就職面接などについての記事を執筆。現在はオハイオ州クリーブランドを拠点とするWCPN/ideastream のリポーターとしてビジネス、職業、地元経済を報道している。また、米国パブリックメディアMarketplaceに定期的に投稿するほか、以前プロデューサーとして勤めていたニューヨーク市のラジオ局WNYC News や全米ラジオ局NPRのPlanet Moneyでも取材が放送されている。 2017年にラジオ報道フリージャーナリスト協会(Association of Independents in Radio)より優れた新進ジャーナリスト( “New Voices Scholar”)として栄誉賞を受賞。
ベンジャミン・ソロウェイ(Benjamin Soloway)
外交雑誌フォーリン・ポリシー(Foreign Policy)共同編集者
現職の外交雑誌フォーリン・ポリシー(Foreign Policy)共同編集者に就任するまでは、インドネシアでウェブ関連の編集長、日刊紙ジャカルタ・グローブのプリンストン・イン・アジア・ジャーナリストフェローとして活躍。インドネシアのほかブラジルやトルコにも在住。今までにボストン・グローブ、ニュー・リパブリック、USA Today、ワシントン・ポスト他、多数のメディアに記事を執筆。ウェスリアン大学にて歴史学を専攻。
バイロン・タウ(Byron Tau)
ウォール・ストリートジャーナル(The Wall Street Journal, WSJ)記者
ウォール・ストリートジャーナル紙(WSJ)のワシントンD.C.支局においてホワイトハウス・米国議会政治担当記者として活躍。WSJ以前には、政治・政策を専門とする情報メディア、ポリティコ(Politico)でオバマ政権、ロビイング、選挙資金、議会政治等について取材。カナダモントリオール市にあるマクギル大学で政治学および米国史を専攻。その後ワシントンD.C.にあるジョージタウン大学にてジャーナリズムで修士号を取得。
米国ジャーナリスト・フェローシップ・プログラムは米日財団の助成金により実施しています。
2015年、2016年、2017年の参加者および来日時の取材をもとにした掲載記事はこちらからご覧ください。