(財)日本国際交流センターは、東アジアおよび太平洋地域の安全保障に関わる議論活発化の一助となることを目指して、地域の安全保障問題に関する政府間協議(Track One)や、非政府間の政策対話(Track Two)、研究の動向の定期的なモニターを1998年から2009年にかけて実施いたしました。

本事業は、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学ポール・エヴァンス教授が1994年から実施していたモニター活動を、1998年よりアジア・パシフィック・アジェンダ・プロジェクト(APAP)の一環として、JCIEが正式に引き継いだものです。定期的にモニターした内容をレポートにまとめ、「ダイアローグ・アンド・リサーチ・モニター」として配布、またホームページでも掲載して広く情報を共有する努力を行ってきました。この間、グローバリゼーションの影響を受け、伝統的な国家安全保障や軍事的関心のみならず新たに人間の安全保障という概念を安全保障の論議に組み入れることが必要であるという認識に基づき、より広範な政策議論が活発に行われるようになり、モニターする範囲も東アジアへと拡大し、また、人間の安全保障の分野も取り入れました。その結果、アジア太平洋地域でのこれらの安全保障問題や東アジア共同体などの協力関係に積極的に関わる主要組織や団体、研究機関の数も大幅に増加し、本モニターでも積極的に政策論議に関与する組織や活動に焦点をあててまいりました。残念ながら、このAPAPプロジェクトは2009年度をもって終了することとなり、本モニターもVol.8が最終号となりますが、これまで取り上げた全組織をディレクトリーとしてまとめウェブサイトに掲載いたしました。以下 Directory of Key Organizers からご覧いただけます。

2010年6月