第32回米国代表団訪日プログラム

2016年12月3日〜15日までの約2週間にわたり、7名の米国若手政治関係者が来日し、東京・高知・岐阜を訪問した。


公開セミナーを実施


尾ア正直高知県知事と懇談


古田肇岐阜県知事を表敬
東京プログラム(12月3日〜7日)では、与野党の国会議員と懇談の機会を持ったほか、外務省、米国大使館、シンクタンクおよび大学などの学術機関関係者やオピニオンリーダーからブリーフィングを受け、日米関係のあり方、日米両国が抱える政治的・経済的・社会的課題、東アジア地域の安全保障などについて議論を深めた。また、経団連でのビジネスリーダーとの懇談や慶應義塾大学での学生との交流を行った。12月6日には、「米国の政治はどう変化するのか?−トランプ新政権誕生とそのゆくえ−」と題して、公開セミナーを開催し、全米各地から参加している団員からそれぞれの地方の大統領選への反応やトランプ政権を生み出した社会状況などについて、事例が示され、聴衆からの質疑に答えつつ、幅広く討論が行われた。さらに、本プログラム訪米参加者との交流懇談会が開かれた。

12月8日には、高知県に移動し、前田強県議会議員(2016年度訪米プログラム参加者)の協力を得て、12月10日まで、高知プログラムを実施した。尾ア正直県知事、武石利彦県議会議長をはじめ超党派の県議会議員との懇談、室戸市にある世界初の津波シェルターや民間主導型の地産地消エネルギー事業であるバイオマス発電所、県営高知競馬場など各種視察が行われた。また、土佐塾高校での書道体験、坂本龍馬記念館視察、唐人駄馬遺跡や室戸ジオパークへの訪問を通して、高知県の歴史・文化・自然を体感した。8日夜には、歓迎レセプションが盛大に開催され、高知各地から集った各界リーダーと交流を深めた。

12月11日〜14日には、長屋光征県議会議員(2015年度訪米プログラム参加者)の全面協力の下、岐阜プログラムを行った。古田肇知事、細江茂光岐阜市長をはじめ岐阜県内各地の市長や行政関係者と懇談し、地方レベルでの日米関係や地方創生などについて意見交換した。各務ヶ原市の航空自衛隊岐阜基地、病院一体型の県立特別支援学校など各種視察が行われた。また、県内高校生による地方創生コンテストに参加し、日本の地方が共通して抱える課題や若者の取り組みについて理解を深めた。さらに、関鍛冶伝承館視察、美濃和紙作り体験、美濃市や高山市の歴史的町並み、白川郷への訪問を通して、日本文化の伝統美や技術力の高さを目の当たりにした。

団員からは、「日本国内での大統領選挙への関心の高さが予想以上であった」、「日米同盟の重要性を再確認することができた」「共和・民主で時間を共にし、超党派で議論を深めることの大切さを実感した」などの声が寄せられた。

なお、本プログラムは、国際交流基金日米センターの助成を受けて実施している。


メディア掲載情報

  • 米国若手政治家を歓迎[275KB] 公明新聞 2016年12月8日
  • 日本の地方政治学ぶ 米若手議員らが来高[261KB] 高知新聞 2016年12月9日
  • 米国の若手政治家が来岐[53KB] 岐阜新聞 2016年12月14日


    参加者(肩書きはプログラム実施時)

    ティモシー・ブラッドリー・ジュニア (The Hon. Timothy Bradley Jr.)
     マウント・ジョイ市長(共和党、ペンシルベニア州)

    クリス・ホール (The Hon. Chris Hall)
     アイオワ州下院議員(民主党、アイオワ州)

    ミシェル・ミッチェル (Ms. Michelle Mitchell)
     全米看護協会政府担当上席副部長(民主党、メリーランド州)

    リー・モイアーズ (Ms. Leigh Moyers)
     フェルド・エンターテイメント株式会社政府関係部長(共和党、バージニア州)

    マーク・ロバーツ (The Hon. Mark Roberts)
     ユタ州下院議員(共和党、ユタ州)

    アシュリー・スピレイン (Ms. Ashley Spillance)
     インパクチュアル社創業者兼最高戦略責任者(民主党、ワシントンD.C.)

    ブライアン・スクリナー (Mr. Brian Screnar) 【エスコート】
     インテレクチャル・ベンチャーズ株式会社創業者兼CEO首席補佐官(民主党、ワシントン州)