出版物

編集・発行

(財)日本国際交流センター 世界基金支援日本委員会

 

 

出版年月・判・頁等

2009年8月、A5判、214頁、価格:1,700円+税

 

ISBN

978-4-88907-130-6

 

概要

グローバル化により人とモノと情報が国境を超えて移動するようになった今日、地球規模で広がる感染症は人類にとっての大きな脅威である。新型インフルエンザやSARSなど、一旦発生したら社会に大混乱をおこしかねない急性の感染症の脅威は日本社会でも十分に認識されている。しかしながら、それとは全く異なる側面を持つのが、社会に深く潜みながら時間をかけて世界中に拡大し、貧しい国を中心に多くの人命を奪っている慢性の感染症――エイズ、結核、マラリア――である。

三感染症の流行は、経済活動の担い手である人材の喪失や市場の縮小など、経済に大きな打撃を与えており、企業がビジネスを展開する上でも避けて通れない課題となっている。本書では、日本企業3社を含む13のグローバル企業の事例を中心に、なぜ企業が感染症への貢献を求められるか、企業活動がもつリソースがどのように感染症対策に役立つのか、政府や国際機関とのパートナーシップはどのようなものか、等を詳述する。

日本国際交流センターが事務局を務める世界基金支援日本委員会(現グローバルファンド日本委員会)の事例調査プロジェクト「三大感染症に対する企業の取り組み」の成果報告書。

 

構成

表紙  PDF[591KB] 
はじめに|調査・執筆分担|目次  PDF[352KB] 
第1部 総 論  グローバル・イシューとしての感染症と企業活動  PDF[2.4MB] 
第1章 三大感染症の影響 
  1.人命への影響
  2.経済への影響
第2章 なぜ企業が感染症への貢献を求められるのか 
  1.政府の限界
  2.企業活動が誘発しかねない感染症拡大
  3.早期発見のエントリー・ポイントとしての期待
  4.健康な労働力の維持:リスク・コントロールからCSRへ
第3章 グローバル・イシューとして台頭する感染症 
  1.エイズ問題の主流化
  2.政治的関心の増大と資金量の増加
第4章 企業の行動を促すイニシアティブ 
  1.国際機関やCSR団体による規範・ガイドライン
  2.牽引役となる企業協議会
第5章  企業の取り組みの概観 
  1.感染症への取り組み:5つの類型
  2.パートナーシップ
  [BOX 1] マラソン石油
  [BOX 2] スダンタード・チャータード銀行
  [BOX 3] スタンダード銀行
  [BOX 4] ユニリーバ・ティー
  [BOX 5] ソジェ銀行財団
  結びにかえて-課題-
第2部 事例 
  事例1  アングロ・アメリカン (鉱業/南アフリカ/エイズ)  PDF[311KB]
  事例2  コカ・コーラ・カンパニー (食品/アフリカ/エイズ)  PDF[368KB]
  事例3  ダイムラー・クライスラー (自動車/南アフリカ/エイズ)  PDF[356KB]
  事例4  エクソンモービル (石油・ガス/アフリカ/マラリア)  PDF[363KB]
  事例5  住友化学 (化学/タンザニア/マラリア)  PDF[444KB]
  事例6  南アフリカトヨタ (自動車/南アフリカ/エイズ)  PDF[352KB]
  事例7  バイエル中国  (医薬/中国/エイズ)  PDF[292KB]
  事例8  セントラル・アズカレラ・ドン・ペドロ(食品/フィリピン/結核)  PDF[300KB]
  事例9  スタンダード・チャータード銀行 (金融/タイ/エイズ)  PDF[328KB]
  事例10  大成建設 (建設/ベトナム/エイズ)  PDF[735KB]
  事例11  リーバイ・ストラウス (衣料/国際/エイズ)  PDF[352KB]
  事例12  M・A・C (化粧品/国際/エイズ)  PDF[299KB]
  事例13  MTV (メディア/国際/エイズ)  PDF[307KB]
組織概要|奥付|既刊出版物  PDF[199KB] 
 

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