活動報告

 

日本国際交流センター(JCIE)は、2020年8月28日、グローバル・ファイナンシング・ファシリティ(GFF)事務局長を務めるモニーク・ブレダー氏をオンラインでお招きし、第2回GFFセミナー”GFF in the COVID-19 Crisis(新型コロナウイルス感染症危機とGFF)”を開催しました。

 

新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の世界的流行は、人々の健康に加え、経済および社会に大きな影響をもたらしています。さらに、保健システムが脆弱な低・中所得国においては、COVID‐19による直接的インパクトに加え、本来提供されるべき基礎的な保健サービスの提供が滞ることによって生じる「副次的なインパクト」によって生命の危機に直面している人々が多くいます。多くの財政的・人的資源が緊急的なCOVID‐19対策に充てられることとなり、さらに感染拡大予防のために各国で厳しい行動制限や都市封鎖等の措置が講じられ、基礎的サービスへの人々のアクセスの妨げとなっているためです。

その最たる例の一つが、GFFが支援する女性や子ども、青少年に対する保健サービスです。多くの国々で、家族計画、妊婦健診、子どもの予防接種、専門技術者による分娩介助などの基礎的サービスが途絶え、今後妊産婦死亡率や子どもの死亡率が急増することへの危惧が高まっています。

 

本セミナーでは、関係省庁、二国間援助実施機関、NGO、アカデミア等から母子保健、栄養、保健財政分野の専門家・実務家30名が参加し、性と生殖を含む母子および青少年の保健・栄養(RMNCAH-N)にCOVID‐19がもたらした副次的なインパクトと、それに立ち向かうためのGFF及びパートナー国・組織による独自の取組みについて、学びました。

 

報告書は、後日、本ページ上に掲載予定です。

 

 

 

 

 

講師プロフィール

Monique Vledder's pictureモニーク・ブレダー GFF事務局長

女性、子ども、青少年の健康を向上させるためのイノベーションとスマートな投資に情熱を注ぐ。これまでに様々な役職を歴任し、直近ではGFFプログラム・マネージャーを務めた。母子保健、保健資金調達、保健システム強化に関する専門知識は、世界銀行、英国国際開発省(DFID)、ワールド・ビジョン・インターナショナルで、南アフリカ、東アジア、ラテンアメリカを中心に20年以上にわたる各国での経験に基づく。アムステルダム大学より医学博士号、ハーバード大学より国際保健学の公衆衛生修士号(MPH)、ヨーク大学より保健経済学ディプロマを取得。

 


 

本事業は、2018年より当センターが開始したグローバル・ファイナンシング・ファシリティ(GFF)に対する支援体制の強化事業の一環で、日本の国際保健・国際協力分野の専門家・実務家によるGFFに対する理解を促進し、GFFの取組みと日本の国際保健政策との連携を強化することを目的に実施されています。

 

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