活動報告

日本国際交流センター(JCIE)は、グローバル・ファイナンシング・ファシリティ(GFF)に対する支援体制強化事業の一環として、コロナ禍における母子・青少年の保健・栄養課題とグローバル・ファイナンシング・ファシリティ(GFF)の役割をテーマに国会議員を対象としたウェビナーを実施しました。本イベントは、2017年に国際デーとなった12月12日のユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)デーを記念して、2020年12月22日に実施したもので、スピーカーには、エチオピアのアミール・アマン・ハゴス前保健大臣、母子保健の専門家であるマティ・ディア・ワンドラー氏をお招きしました。

 

 

アミール前大臣は、保健大臣経験者から見たGFFの価値について、具体的な実績として栄養分野での取り組みを紹介しつつ、エチオピアがUHCを達成する上で抱える課題と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のインパクトについて説明しました。最後に、コロナ禍にあっても、次なるパンデミックへの対応が可能となるような持続可能性と回復力のあるシステムの構築が重要であることを強調しました。

 

一方、マティ氏は、市民社会の視点から見たGFFの価値とCOVID-19の影響について話し、予防を含むプライマリ・ヘルス・ケア(PHC)に力を入れることが重要であると述べました。

 

いずれのスピーカーからも、GFFのアプローチは援助受入国の主体性が尊重された真の意味でのパートナーシップであること、また国内格差を是正することを目的に、多様な資金・パートナーを動員した統合的・包括的な事業の実施を支援している点が評価されました。

 

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[参加国会議員]

(五十音順)

逢沢 一郎 衆議院議員(自由民主党)
櫻井 周 衆議院議員(立憲民主党)
田島 麻衣子 参議院議員(立憲民主党)
谷合 正明 参議院議員(公明党)
田畑 裕明 衆議院議員(自由民主党)
牧島 かれん 衆議院議員(自由民主党)
三原 朝彦 衆議院議員(自由民主党)
   
代理出席:  
参議院議員 自見 はなこ(自由民主党)事務所
衆議院議員 吉田統彦(立憲民主党)事務所

 

スピーカー略歴

 

アミール・アマン・ハゴス(Amir Aman Hagos)
前エチオピア連邦民主共和国保健大臣、スーザン・トンプソン・バフェット財団グローバ・シニア・アドバイザー

医師として病院で勤務した後、保健省政策・企画局長、保健担当国務大臣を経て、 2018年5月に、テドロス氏(現WHO事務局長)の後任として最年少で保健大臣に就任。現在は、スーザン・トンプソン・バフェット財団のグローバル・シニア・アドバイザーを務める。また、国務大臣時代にUHC2030発足に向けたWHOの実行委員会の共同議長を務めた他、保健大臣時代にはGaviワクチンアライアンスの理事やGFF信託基金委員会委員等を務めた。

 
マティ・ディア・ワンドラー(Maty Dia Wandeler)
GFF投グループ市民社会組織代表

子どもの支援を行うNGO―人間の土地財団(Terre des Hommes Foundation)の西アフリカ担当プログラムオフィサー、オックスファムの西アフリカ地域での活動、母子保健分野の国際協調の枠組み「妊産婦と乳幼児のためのパートナーシップ(PMNCH)」のアフリカNGOの調整役など、アフリカの性と生殖、母親と子どもの健康と栄養の分野で豊富な経験を有する。現在、ヘルスケアへのアクセス改善と女性・少女及び脆弱なグループの性と生殖に関する権利の増進を後押ししている国際NGO―PAI(Population Action International;本部:ワシントンDC)にてGFF市民社会ハブの連携マネージャーを務める。

 

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