お知らせ
日本国際交流センター(JCIE)ではグローバルファンド日本委員会の事業の一環として、三大感染症に対するグローバルファンドの資金が、支援を受ける国のユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(注)達成にどのように貢献しているかを明らかにする事例調査に取り組んできました。このほどその研究成果がまとまり、報告書 Leveraging Disease Funding to Advance Health for All—The Global Fund and Universal Health Coverage (Susan Hubbard, Maya Wedemeyer 著)を発行しました。
本書では、グローバルファンドの感染症対策資金を活用して、全国の保健普及員の拡充につなげ保健システム強化をはかったエチオピア、健康保険を普及させるため低所得者層の人々の保険料の補助にグローバルファンドの感染症対策資金を充てたルワンダなどを調査対象とし、グローバルファンドの支援が本来の感染症対策の目的を果たした上で、さらに他の疾病を含む広範なspillover effect (副次効果)をもたらしている事例を調査しました。
詳細はグローバルファンド日本委員会のページをご覧ください。