お知らせ
日本国際交流センター(JCIE)は、公益財団法人トヨタ財団の助成を得て、2017年秋から実施してきました日韓移住者交流事業の成果を広く共有する機会として、国際シンポジウム『移住者として生きるー「移民社会」日本と韓国の今とこれから」を開催します。
日本と韓国は、少子高齢化による人口減少と、移住者の増加による社会の多文化・多民族化という社会経済の大きな変化が進展しています。こうした社会経済の変化は、教育、医療、労働、福祉などの従来の社会システムに新たな課題を提示すると同時に、移住者の人権を保障しながら移住者のもつ多様性を生かすことができるシステムとは何かという新しいアイデアを求めるものです。
さらに日本と韓国が社会経済の変化に対応できる新たなシステムを構築していく上で、法制度と政策に直接影響を受け、その制度と政策を主体的に活用すべき存在である移住者とそのコミュニティの声を聴き、その役割を社会的に認識することは欠かせません。
本シンポジウムでは、こうした問題意識のもとで、「移民社会」日本と韓国で生きる移住者と、移住者にかかわる様々な取り組みをリードする日韓の専門家がそれぞれの視点から、多文化・多民族な「移民社会」日本と韓国の今を語り、これから共にどのような社会を創っていくかについて議論を行います。奮ってご参加ください。
1.日 時: 2019年11月12日(火)14時00分~18時00分
(受付時間 13:30~14:30、同会館一階ロビー)
2.場 所: 衆議院第一議員会館国際会議場(MAP)
3.言 語: 日本語・韓国語(一部英語)/同時通訳
開会あいさつ
Part Ⅰ 「移民社会」日本と韓国
(1)報告 日本と韓国の移民政策と移住者(日韓同時通訳)
(2)パネル・ディスカッション(日韓同時通訳)
ホスト社会の目線から:「移民社会」日本と韓国を展望する
Part Ⅱ 日本と韓国に生きる移住者として
(1) ダイアローグ(日英同時通訳)
移住者としての生きる:世代と空間を超えて
(2)パネル・ディスカッション(日韓同時通訳)
移住者の目線から:「移民社会」日本と韓国の今とこれから
閉会あいさつ
5.申 込: こちらより事前登録をお願いいたします。本シンポジウムは一般公開ですが、参加には事前登録が必要です。
6.締 切: 定員に達し次第、締め切らせていただきます。