2015年5月13日

中長期の復興支援(計画助成)の支援先団体を決定

(公財)日本国際交流センターは、東日本大震災NGO支援国際基金の中長期復興支援(計画助成)のうち、「地域の絆の回復」分野の助成先として、公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(気仙沼事務所)に対する400万円の助成を決定しました。


団体名:公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(気仙沼事務所)
プロジェクト名:「あつまれ、浜わらす!」(「つながる人の和」復興プロジェクト気仙沼)


漁師のロープワーク講座
「あつまれ、浜わらす!」は、東日本大震災以来疎遠になっている海と子ども達の関係を取り戻すための自然体験活動プログラムである。「手作りいかだ体験」や「漁師のロープワーク講座」などの海辺での体験や地域への理解を深める「まち歩き」などの活動を、地元のお年寄りや自治会、様々な職種(漁師、農業、林業関係者など)の方々の協力とともに実施する。自然の中での体験や地域の人や文化に触れることが、子ども達が本来持っている「生きる力」を引き出し、ひいてはまちづくりや震災からの復興に繋がることが期待される。また、これらの活動によって、地域に伝わる生活の知恵や「浜の文化」が継承され、多世代間での交流が生まれることも目標にしている。

プログラムの実施と並行して、シャンティ気仙沼事務所の活動収束後もまちづくり活動が長期的に継続されていくために、地元出身職員が中心となって新規団体「NPO法人 はまわらす」を立ち上げる準備を進める。法人格の取得をはじめ、プログラムの運営や活動費確保に関するノウハウの蓄積などNPO法人の経営に必要な能力の修得を目指す。

手作りいかだ体験まち歩き

公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会
1981年からインドシナ難民支援を契機に活動を開始。地球上の平和、貧困、人権、環境などの人類共通の課題に取り組む。国や地域、民族や宗教、言語や文化の違いを越えて「共に学び、共に生きる」ことができる地球市民社会の構築を目的に、アジアの開発途上国の教育分野の開発支援と国内外の災害被災地の支援活動を行っている。

シャンティ国際ボランティア会 気仙沼事務所
2011年3月の東日本大震災発生を受けて、同月15日から役員を被災地に派遣。同18日から宮城県気仙沼市内で避難所支援や「災害ボランティアセンター」の立ち上げ支援などを開始。同年4月から同市内に「シャンティ気仙沼事務所」を開設。後に開設した岩手事務所、山元事務所(宮城県)と合同で、岩手、宮城、福島3県下の仮設住宅で「移動図書館活動」を実施。同事務所では、2013年から活動を「『つながる人の和』復興プロジェクト気仙沼」と銘打ち、@まちづくり支援、A子ども支援、B漁業支援の3分野での復興まちづくり支援活動を行っている。