日豪若手政治家交流プログラム


「日豪若手政治家交流プログラム」は、日豪両国政府の協力により、オーストラリア政治交流会議との共催で1991年に開始された。アジア太平洋地域の発展と安定化のために、日豪両国の緊密な協力関係が重要であるとの認識のもと、若手政治指導者の交流を行うことを目的としている。両国から超党派の国会議員が毎年相互に訪問している。

(1)第7回日本国会議員団訪豪プログラム
(1999年6月20日−27日)

第7回を迎えた訪豪プログラムでは、北村直人自民党衆議院議員を団長とする超党派国会議員8名がキャンベラ、メルボルン、シドニーの3都市を訪問、ハワード首相、ダウナー外相などと会談したほか、各地で各界の指導者と懇談を行った。
今回のプログラムは、7月のハワード首相の公式訪日の直前であったため、日豪関係やアジア太平洋地域の発展と日豪両国の役割などについても積極的な意見交換が行われた。また、連邦議会では、税率10パーセントの物品サービス税(GST)の導入をめぐる議論が最終段階を迎えており、豪州国内での論議や世論の反応、選挙対策を含めた各党の取り組み方などについて、直接話を聞く機会を持つことができた。
訪豪団が訪れた各都市では、これまで訪日プログラムに参加した豪州側の政治家から積極的な支援を受け、各州議会幹部や経済界関係者との様々な懇談の設営で協力を得た。

[自由民主党] 
北村直人衆議院議員(団長)
飯島忠義衆議院議員
渡辺博道衆議院議員
[民主党] 
石毛えい子衆議院議員
城島正光衆議院議員
[公明党] 
谷口隆義衆議院議員
[自由党] 
三沢淳衆議院議員
[社会民主党] 
知久馬二三子衆議院議員

(役職は参加当時のもの・敬称略)

(2)第9回豪州代表団訪日プログラム
(1999年10月24日−11月2日)

第9回の豪州代表団は、ニコラ・ロクソン豪州連邦下院議員(労働党)を団長に、若手国会議員、地方政治家、政党関係者など超党派9名で構成され、東京、岐阜、高山、京都の4都市を訪問した。
東京では、神崎武法公明党代表、土井たか子社民党党首、羽田孜民主党幹事長など各党幹部や、議会指導者や有力議員、各界指導者と懇談を行った。自民、自由、公明三党の連立政権が発足した直後でもあり、新しい連立政権に対する各党の評価に大きな関心が集まった。また、次期衆議院総選挙の展望や、小渕政権の積極経済政策、高齢化の進展と社会保障政策、雇用問題などについても意見を交換した。
その後代表団は、岐阜市と高山市を訪れた。岐阜市では、焦点となっている首都機能移転構想や、行財政・税制などで地方自治体が直面する課題、地方経済の現状について、梶原拓岐阜県知事や県議会幹部、経済界指導者と懇談した。また、情報技術革命と連動させた地域開発プログラムの実施状況について、現地を視察し説明を受けた。高山市では、伝統文化の見学に加え、鉄道交通網整備による地域振興について、国会議員、地元関係者と意見を交換した。

[自由党] 
Roger Nicholls, MLAウエスタン・オーストラリア州上院議員
Peter Clarkeヴィクトリア州自由党評議会政策委員長
Virginia Wallaceエリソン国務大臣政策・報道顧問
[国民党] 
Douglas Doyle前オーストラリア青年国民党議長
[労働党] 
Nicola Roxon, MP連邦下院議員、議会法制・憲法委員会副委員長(団長)
Jacqueline Flitcroft雇用・職業訓練・人口担当影の大臣政策顧問
Chris Fry労働党副党首財政・税制顧問
Natalie Sykesヴィクトリア州労働組合評議会副書記長
[オーストラリア政治交流会議] 
Daryl Wight同会議事務局長

(役職は参加当時のもの・敬称略)


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