第31回米国代表団訪日プログラム

2014年9月20日から10月2日までの2週間にわたり、7名の米国の若手政治関係者が来日し、東京、茨城、岡山、京都を訪問した。


ケネディー米大使を囲んで
東京プログラム(9月20〜25日)では、与野党国会議員、都議会議員、区議会議員との意見交換の機会を持った他、外務省関係者との懇談、経済産業省、日本銀行、朝日新聞社を訪問し、ブリーフィングを受けた。また、ビジネスの最前線で活躍するキーパーソンや区議会議員事務所でインターンを行っている大学生などと幅広く交流を行った。米国大使館でのブリーフィングの際には、急遽、ケネディ駐日大使との出会いが実現した。さらに、同プログラム訪米OBとのラウンドテーブルを行い、現在の日米の政治状況、本プログラムを通した日米交流の意義など相互に意見や質問をぶつけ合い、有意義な討論となった。団員からは、「アベノミクスをはじめとする日本の政策について、よく理解することができた」「両国の若手政治関係者の闊達な交流が重要であると感じた」などの声が寄せられた。


高村正彦自民党副総裁・元外務大臣訪問
9月25日には、茨城県つくば市に移動し、五十嵐立青氏(認定NPO法人つくばアグリリチャレンジ代表理事、2007年度訪米)の協力を得て、9月28日まで茨城プログラムを実施した。つくば市では、つくば市議会議長への表敬訪問および市議会議場の視察、茨城県議会議員、つくば市議会議員との懇談を行い、研究学園都市としてのつくば市の役割、地方政治の課題、地方分権など団員から様々な質問が出された。また、福島原発周辺からつくば市に避難されている方のご自宅を訪問し、震災直後の様子、復興への課題などについて、生の声を伺った他、ごきげんファーム(五十嵐氏の運営されている障害を持つ方々が主体となって運営する農場)、公立保育園、著名な日本画家である藤島博文氏を訪問した。9月27日には、ホームステイを実施し、日本人の日常生活を実体験し、各ホストファミリーとの交流を深めた。


つくば市においてセグウェイ試乗
9月28日から9月30日には、小林孝一郎氏(岡山県議会議員、2011年度訪米)の全面協力の下、岡山プログラムを行った。県知事、県議会議長への表敬、県会議事堂視察を行った他、超党派の県会議員との懇談の機会を持ち、日米の地方議会システムの相違、米国の二大政党制についてなど活発な議論を交わした。国会議員の地元秘書、後援会関係者、インターンの大学生など政治家を支える人々との懇談の機会も設けられた。また、水島コンビナートにおいて、製鉄所と港湾事務所を視察し、日本の地方都市における産業の果たす役割について知見を深めた。さらに、山陽新聞社を訪問し、同社首脳と地方新聞の役割や報道姿勢について意見交換し、社内を視察した。


井原木隆太岡山県知事を囲んで
京都では、ボストン市議会議員である訪日団の一名が、姉妹都市である京都市長を表敬したほか、多くの文化施設を視察し、日本文化への理解を深めた。

訪日団員は、日本への総合的な理解を深め、様々なレベルの交流を通して、日本との重層的な関係を築くことにつながった。また、民主・共和両党の代表が2週間の日程を共にしたことにより、お互いの信頼関係を築き、党派を超えてより良い政策形成にあたることの重要性を認識することができた。


参加者
Dawn Huckelbridgeアメリカン・ウェイ財団青年政治家ネットワーク
政策・プログラムディレクター (民主党、ワシントンD.C.)
Stephen Neumanメリーランド州マーティン・オマリー知事室
渉外担当ディレクター (民主党、メリーランド州)
Matt O'Malleyボストン市議会議員(民主党、マサチューセッツ州)
Albert Ribeiroファイザー社シニア・ディレクター 兼 オンコロジー(がん領域)グローバル広報リーダー(共和党、ニューヨーク州)
Maria Rodriguez-Gregg  ニュージャージー州議会議員(共和党、ニュージャージー州)
Erica Sechristアドバンス・アメリカ社ガバメント・アフェアーズ
ディレクター (共和党、テネシー州)
Bryan PedersenRBC ウェルス・マネージメント社上席副社長・
ファイナンシャル・アドバイザー(共和党、ワイオミング州)